|
|
私たちが普段「湿度」といっているものは「%」で表されています。そのためその数値からは、湿気そのものの量ではなく、空気中における「湿気の割合」を知ることができます。これは空質に関する用語で【相対湿度】と呼ばれ、厳密には「ある温度の空気が最大限に水蒸
気を含んだ状態を100%とし、そのうちの何%分の水蒸気が含まれているか」を表します。そして空気は温度が高くなるほど、含むことができる水蒸気の量が増えるため、たとえば温度が違
う空気に同じ量の水蒸気が含まれていたとしても、相対湿度には差がでてきます。例えば、温度20℃湿度60%の空気が、水蒸気の量はそのままに12℃まで冷やされると、相対湿度は
100%に。またその逆に、温度10℃湿度60%の空気が20℃に暖房されると、相対湿度は31%になります。このように、相対湿度は温度の変化にともなってその値が変わるため、空気中に含まれる湿気そのものの量を調べるときには、【絶対湿度】という値が使われます。これは「空気
1kg中に含まれている水蒸気の量(g=グラム)」を表します。そのため単位は「%」ではなく「g/kg」。温度に関係なく、水蒸気量そのものがわかるので、 「室内での水蒸気の発生状況」や「屋内外の水蒸気量の差」、さらには「除湿や加湿の効果」を知るために役立ちます。「湿度」
は空質を決める三大要素のひとつです。快適さはもちろん、住まいの性能や品質、さらには寿命までにも影響するので、ぜひ【相対湿度】【絶対湿度】という2つの見方があることもご参考ください。 |
|
|