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| 住まいをよりよくつくるためには、各空間が持っている性質や、空間ごとの連携を考えておくのも大切です。たとえば、奥様が主役となる「キッチン」。男子厨房に入るべからずとは遠い昔のことで、近頃は家族や仲間と一緒に料理を楽しめる、対面型キッチンやアイランドタイプが人気です。しかしキッチンでは火・熱を扱い、換気も行います。そのため、キッチンスペースは空気環境が不安定になりやすく、流行のオープンスタイルなら、つながりのあるダイニングやリビングの空気も、温度・湿度・気流・ニオイなど、影響を受けやすくなります。 |
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では、楽しいキッチンスタイルをかなえながらも、空間を快適に保つには、どのようしたらよいのでしょうか?そこで昨今、話題に挙がるのが、「火を使わずに料理をする」不思議な設備。つまり電気で料理する「IHクッキングヒーター」です。炎で調理するガスコンロと違い、鍋やフライパンに直接電気が作用するため、周りの空気をムダに暖めたり、水蒸気を発生することがなく、キッチンの周辺が暑くなったりしないんです。もちろん、できあがっていく料理からは、湯気や熱が発生しますが、周りの空気を暖める量は、ガスコンロよりも少なく、暖かい気流や水蒸気で、ニオイや油が舞うことも比較的抑えられます。
このように、LDKがつながっている間取りの場合、空気への影響を考えると、使い勝手の他にも、ガスコンロとIHクッキングヒーターで違いが出てきます。そのため、設備・間取り・換気の面などもふまえ、家族にとっての、理想のキッチンを考える必要があります。
また、もう1つ注意しておきたいのが「お日様の動き」。LDKは家族がくつろぐ場として、陽当たりよくつくられますが、キッチンに1日中、日光が当たってしまうのは、考えもの。夏ならせっかくの食べ物も傷みやすくなってしまいます。まずは空間の性質を考え、そこでの過ごし方をイメージしてみる。心地よい空気に包まれる住まいをつくるには、そのような視点で考えてみることも、大切です。 |
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