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寒さ厳しい冬。外から帰ると、コートを脱ぐより先に、暖房器具に手が伸びていませんか?しかし、部屋が充分に暖まった頃、ふと我に帰ると気になりだすのが「光熱費」のこと。特にこの冬は灯油が高騰。エアコンよりも低コストだと、ストーブやファンヒーターを使っている方は、灯油を買いに行くたび、ついため息が出てしまうのでは?そのためか、近ごろ耳にするのが、「実はエアコン暖房のほうがおトク」という声。そこでシミュレーションして比べてみると、興味深い結果が出ました。

まずは一般的なガス・電気併用住宅で、灯油を使った暖房と、エアコン暖房を比べると、灯油が高騰している時期とは言え、24時間運転でも、灯油の方がおトクに。現在、灯油を使っているなら、経済的な選択と言えます。しかし、これがガス・電気併用住宅ではなく、オール電化住宅となると話は逆転。24時間運転でもエアコン暖房の方が、圧倒的におトクなんです。その理由は、オール電化住宅なら夜間の電気代が、通常の1/3以下になるから。電力会社と時間帯別電灯契約を結べば、寒い夜間ほど、おトクに暖房ができるというわけです。
また、エアコンを24時間運転しない場合も、オール電化住宅の場合は、ちょっとした工夫で電気代を節約することができます。それはエアコンのタイマー機能を有効に活用することです。電気が割安になる時間帯は夜11時〜朝7時まで。たとえば朝はまだ料金が安くなっている5時〜6時ぐらいにエアコンをスタートさせ、7時にオフ。熱が逃げにくい高気密・高断熱の空間なら、家族が出かける時間ぐらいまでは、これで充分にすごせます。暖房前の温度が低い状態から、部屋を暖めるには力が必要になり、電気を大量に使いますが、これならその分も1/3。7時以降に暖房をはじめるよりも、断然おトクです。
ただし、これが就寝時の暖房となると、ちょっとだけ注意が必要です。よくあるのは、眠る1〜2時間前にしっかり暖房を行い、眠るときにストップさせるという方法。眠るまでは部屋の空気が暖かいのでよいのですが、これでは建物自体が充分に暖まりません。そのため寒い夜ともなればエアコン停止後は、室温が保たれにくく、睡眠中に寒さで目覚めてしまうことも・・・。そもそも眠る1〜2時間前にエアコンを運転させるなら、電気が割安になる前の時間帯と考えられます。
このデメリットを避けるために、オール電化住宅では、16℃の設定でおトクな夜11時〜朝7時まで、連続運転した方が、賢い選択になります。コストも眠る前2〜3時間の運転と同じくらいで朝まで快適。よく眠れ、朝起きるときも、気持ちよく目覚められます。住まいにもよりますが、オール電化で高気密・高断熱設計の家なら、エアコン暖房が好相性。部屋を暖めながら賢く節約でき、フトコロまで暖まるというわけです。
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