これだけ様々なタイプが出そろえば、新しく購入したいエアコン選びも楽しくなりそうですが、ここで注意したいのは、住まいとの相性です。部屋の畳数などの広さや光熱費にかかわる省エネ性などは、抜かりなくチェックしておきたいポイントですが、このとき知っておくと良いのが、住まい自体の気密性や断熱性、換気性能のこと。たとえば、エアコンの取り付け時には、壁に穴をあけますが、それが住まいの気密性に影響を及ばさないか、エアコン内部の気密性はどうなのかなど、せっかくの高気密・高断熱住宅なら気になるところが多々あります。
また、エアコンの換気能力がどのようなものなのかも、ぜひチェックを。たばこの煙や部屋のニオイを速やかに換気するものなのか、建築基準法で定められた24時間換気レベルのものかで、その効果は大きく違います。そのうえ、住まい自体の換気効果が家づくりの時点で緻密に計算されたものであった場合、エアコンの換気能力との相性が悪いと、換気のバランスが崩れ、隅々まで換気が行きとどかなくなるケースもあります。
また、高気密・高断熱住宅で注意しておきたいのは、強制給気タイプの換気をするエアコンであった場合。このケースでは、部屋の中の空気が屋外に除去されにくいうえに、給気された空気が湿気を含んでいた場合、壁内結露の原因になる可能性もあります。住まいの心地よさをより良くするために、ぜひとも欲しいエアコン機器。しかし、その効果を知ることはもちろん、住まいとの相性もぜひご一考を。 |