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[ 空気工房の原点 ] 2005.10.26
ツーユーホームに24時間換気システムを導入したのは1995年、
今を遡ること10年前のことです。高い気密性能を発揮できる
工法ポテンシャルを活かし、省エネルギーときれいな空気を
両立させようとのねらいでした。これが空気へのこだわりの原点です。
当時は高気密住宅が先行した北海道での普及が始まったばかり、
24時間換気を行うという考え方は、全国的にはまだ一般的ではなく、
その必要性をなかなか理解してもらえなかったように記憶しています。
現在の空気工房の基本形が生まれたのは、1998年に次世代型住宅として
発売した木質系住宅のフラッグシップ商品「クラスティーナ」からです。
「クラスティーナ」の開発コンセプト、「住み継がれる家」に基づき
数十年経っても色あせない高い基本性能とするため、
断熱気密性能はもちろん、空調換気システムも当時の最高性能のものとしました。
◇それは大阪から広まった
蒸し暑いことで有名な大阪の夏、夕方から風は凪いでしまい
窓を開けての風通しで涼を得ることが難しい気候です。
ツーユーホームの気密断熱性能を持ってすれば、
単純な温度による暖かさ涼しさの実現だけでなく、
湿度や空気の汚れの問題など、空気の質までをも
コントロールでき、人にやさしい空気の環境をつくることができる。
大阪特有の気候条件と、高まりつつあるきれいな空気へのニーズが、
「空気工房」の考え方とジャストフィットしました。
2002年近畿地方での試みとして、クラスティーナの
空調換気システムをツーユーホームへ導入したことが評判を呼んだのです。
「空気工房」という名前もここで生まれました。
外の空気を室内に取り入れる時、よりきれいでさわやかな
「人にやさしい空気」に造りかえる匠のイメージから「工房」と名付けました。
◇そして全国へ
近畿地方での「空気工房」の評判は、全国へ広がりました。
そして地域限定から、全国の仕様へと展開、
これを機に、化学会社でもある当社が開発した、
アレルゲン不活化材料「アレルバスター」をフィルターに
採用しました。これが現在の「空気工房」の姿です。
シンプルな24時間換気システムから始まった当社の
空気へのこだわりはこうして進化してきました。
今後も「空気工房」は、最新の技術を取り入れながら
より「人にやさしい空気」の実現を目指して進化していきます。

参考:住宅の換気に関する社会の流れ
1992年に出された新省エネルギー基準で、
北海道に限って気密性能と計画換気の項目が記載されました。
その後、1999年次世代省エネルギー基準で、
本州以南についても気密性能と計画換気の項目が
追加されましたが、次世代省エネ基準の住宅が
増えてきたのはここ2〜3年のこと、一般の
住宅にはまだまだ換気システムは導入されていませんでした。
その後、ホルムアルデヒドを代表とする
化学物質問題の研究進展に伴って、2003年に
施行された改正建築基準法の中で、シックハウス
対策として換気システムが初めて義務化されました。
今でこそ、家づくりをお考えの方には当たり前の
話となってきましたが、世の中の流れをリードしてきた
当社の取り組みがご理解頂けるかと思います。

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