| [花粉の季節] 2006.03.01 |
| 今年も花粉の季節が始まりました。記録的な飛散量だった昨年とは違い、今年は平年より少ないと予想されていますが、花粉症の方には微量でもつらいもの。今回は家の中での花粉対策の話です。 |
| ◇家の中に持ち込まない |
現在の新築住宅では、建築基準法により換気システムの設置が義務づけられています。住宅の気密性能を上げ隙間からの侵入を抑え、換気システムに高性能フィルターをつけることで、家の中に自然に入ってくる花粉はかなり減らすことができます。空気工房を採用した実際の住宅での測定例では、外の花粉が「やや多い〜多い」とされる200〜400個/m³ぐらいの時、
室内では0〜7個/m³しかありませんでした。*1
*1 体積法により空気1m³中に浮遊している数(個/m³)を測定、一般的には落下した花粉数を数えるダーラム法(単位は個/cm²)が用いられます。 |
【 参照サイト 】
●ツーユーホーム・空気工房
http://www.kuki-kobo.net/kuukikoubou/index.html
●ハイム・ウォームエアリーのエアファクトリー
http://www.sekisuiheim.com/warmairy/index.html |
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| ◇生活上の対策 |
| 家そのものの対策は新築時でないとできないので、次は生活上の工夫です。重要なのは人が持ち込まないことで、大きくは3つあります。 |
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| 1.身体につけて持ち込まない |
・玄関を入る前に、洋服に付いた花粉をよく払いましょう。髪の毛にも結構ついてきますので頭も払う必要があります。
・セーターやトレーナーより、ブルゾンやジャケットなど脱ぎやすい上着にし、玄関入ってすぐのところにコートハンガーなどを置いてそこに掛けることで、できるだけ玄関まででとどめましょう。衣類の素材によっても付きやすさが違うので、できるだけ表面がツルツルしたものの方が付きにくくなります。 |
| 2.洗濯物につけて持ち込まない |
・すべてきちんと払ってから取り込むのも大変ですし、ましてや花粉症の方が取り込むのは無謀に近いものがあります。室内干しにするか衣類乾燥機を利用するのがお薦めです。
・室内干しの場合、合わせて部屋の湿度も注意。必要に応じて除湿機やエアコンのドライ運転も利用しましょう。最近の除湿機には洗濯物に乾燥した風をあて、早く乾かすための機能がついたものもあります。 |
| 3.布団につけて持ち込まない |
・外での布団干しは控えて、布団乾燥機を利用しましょう。布団や枕に付着すると、上げ下げ時に室内にまき散らすことになるだけでなく、睡眠中顔に近い位置から吸引することになり朝かなり辛いです。
(外での布団干し用には、専用のカバーも市販されています。) |
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| ◇入ってしまった花粉を上手に取りましょう |
花粉には重さがあり、しばらくは空気中を漂っていますが、風のない室内ではゆっくりと床に落ちていきます。
従って、床の掃除が大切なのですが、フローリングの床では一般的な掃除機だと排気によって花粉をまきあげてしまうこともあるので、まず拭き掃除から始めましょう。花粉も拭き取れるウェットタイプの床用ワイパーを使うと便利です。そのあと、ワイパーではとれないフローリングの隙間とか、カーペットなどの花粉を掃除機で吸い取るという手順がよいと思います。
空気清浄機は、部屋の空気を吸い込み、非常に細かいフィルターでろ過してきれいな空気を排出するというのが基本原理です。当然、空気中に漂っているものしか除去できず、また空気清浄機が吸い込んだ分しか除去できません。花粉対策がメインなら、上着を脱ぐ玄関ホールに置くのもひとつの方法です。
他のアレルギー症と同様、花粉にさらされた経験がある一定量(個人差あり)を超えると花粉症になると言われています。今花粉症ではない人でも気を遣われた方が賢明と言えるかもしれません。 |