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[季節の変わり目] 2006.10.13
暑かった夏も終わり、そろそろ秋の長雨といったところでしょうか。季節の変わり目は体調をくずしやすいとよく言いますが、実際の環境はどんなことになっているのでしょう。
今回は私の自宅での測定結果も交えてご紹介したいと思います。
◇日々の温度変化
「我が家の空質白書」でも使った測定機を利用して、1週間ほど自宅のLDKの温湿度を測定してみました。(外気温度は近隣のアメダスデータを使用しています)
まず、外気温度(グラフの青い線)を見てみましょう。

この期間中の最高温度は26.3℃、天気予報で言われる「夏日」で半袖シャツでOKな暑さ。一方、最低温度は14.2℃、長袖に上着を着ないと寒いくらいの温度です。人にとって暑い時間と寒い時間が短い期間中に繰り返されて、体調を崩しやすくなる季節であることがわかります。

次に室内(橙の線)ですが、外気温に比べ変化が小さくなっています。外気温が1日に10℃も変化するような日でも室温変化は2℃あまり、ほぼ快適な範囲に収まっていますね。(この間冷暖房は一切使っておらず、日によって適度に窓開けしています)

これが断熱気密性能の効果で、室内外の温度差による熱のやり取りが小さく抑えられることで温度が安定化します。まず基本として、建物自体の性能で温度を安定にすることで、そこからさらに快適な状態へのコントロールがしやすくなるというわけで、セキスイハイムが断熱性能にこだわっているのもこの理由からです。
◇湿度も安定に
次に同じ期間の湿度の変化です。
まず外の湿度(青線)、雨が降っていない9/26までを見てみましょう。
気温が高い昼間は湿度が低くなり、気温が低くなる夜間は湿度が高くなります。これは、絶対湿度が1日の間でそれほど変化していないため。絶対湿度があまり変化しなければ、室内では温度が安定しているので相対湿度も安定化していきます。(橙線)この期間中では40〜60%のほぼ快適範囲に収まっていますね。

9/27からの雨の日は外の湿度がずっと90%以上になってしまうため、さすがに室内湿度も高めになりますが、外気温が低めなのに比較して室温は高めに安定しているため70%程度までで抑えられています。

このように断熱気密性能は、温度・湿度とも安定化する効果があります。さらに高い断熱性能のグランツーユーや、エアファクトリーや空気工房のような全熱交換型の換気システムを使用すれば、この効果も大きくなり快適性も向上します。
◇室内温度を変化させる他の原因とは
高断熱高気密の効果は以上のとおりですが、実際の生活の中で室温に影響する他の要因についても、もう少し細かく見てみましょう。
晴れと雨の特徴がよく見える日だけを取り上げてみました。前半晴れの2日間は“A.日射熱取得”の矢印のように、日が差し込んでくる時間に室温が上がっています。(東南向きのLDKで午前中はよく陽が入ります)逆に後半雨の2日間は、ほとんど温度変化がありません。これは別の季節でも同じことで、前回ご紹介したとおり、冬は積極的に日射熱を取り入れ、夏は遮ることで温度をより快適なほうにコントロールできるわけです。

もうひとつ、全ての日の夕方6時ごろに小さな山が見えますね。これは“B.内部発熱”によるものです。照明やテレビなどの家電製品、人体からの発熱によって室温が上がっています。私の家は家電照明すべて省エネタイプなのでこの程度の温度上昇しかありませんが、夏場は暑さの原因として気をつけたほうがよいポイントのひとつです。
例えば、消費電力が400Wの大画面テレビは、400Wの電気ストーブとほぼ同じ熱を出しているのです。迫力の大画面をとるか夏のすごしやすさをとるか悩ましいところですが、快適性も家電選びの判断基準のひとつとしてもいいのではないでしょうか。
逆に「冬は暖かくしてくれるのでいいじゃないか」と言いたいところですが、家電や照明は暖房の熱源として見ると、とても効率の悪いものです。エアコンなら同じ消費電力で最高6倍程度の効率がありますからね。

省エネに関しては、私の友人「ゼロハイム博士」が別のサイトで解説をしていますので、そちらもぜひご覧になってみてください。
ゼロハイムFAN:http://www.zero-club.net/

最後に、温湿度計でご家庭の環境を把握して(我ながらしつこいですね)衣服や寝具をこまめに調整して、季節の変り目に体調崩さないようお過ごしください。

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