| [すべての人に快適な環境とは] 2007.11.8 |
ここしばらく仕事が忙しくご無沙汰していましたが、約半年ぶりにこの日記も復活です。
さて、今回は少し本質的な問題を取り上げてみます。 |
| ◇快適性を評価するには |
快適性に関する研究では、いろいろな評価方法が使われています。その中でも最も有名な方法のひとつがPMV(Predicted
Mean Vote,予測温冷感申告)です。
下に示す6つの要素から、人がどう感じるかを+3(暑い)〜 −3(寒い)の数字で表すことができます。
*PMVで扱う要素
| [1]温 度 |
| [2]湿 度 |
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ここまではOKでしょうか。
この二つだけから簡単に計算する快適性指標“不快指数”は有名ですね。
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平均放射温度: |
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人が受け取る遠赤外線の量に影響するもので、
天井・壁・床の表面温度と関係します。 |
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風 速: |
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風があれば涼しい(寒い)ですよね。 |
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着衣量: |
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厚着か薄着か、夏服か冬服かということ。
PMV計算するときには数値で扱います。 |
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代謝量: |
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ゆったりくつろいでいるか、テキパキ家事をこなしているときか、みたいなことです。これも数値化します。 |
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これから計算されるPMVの数字と感覚の関係はこうなります。 |
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※ Warmを「暖かい」、Coolは「涼しい」と訳す場合も多いですが、冬は暖かい+2がよく、夏は涼しい−2がよいと勘違いしないでくださいね。季節に関係なく±0が一番よい環境です。 |
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| ◇誰もが満足する環境はつくれるか? |
これも快適性の評価方法を使って説明してみましょう。
前述のPMVとセットで使われるのがPPD(Predicted Percentage
of Dissatisfied,予測不満足者率)。PMVとPPDの関係は下のグラフの通りです。 |
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グラフの谷底を見てわかるように、仮にPMVが±0の環境であったとしても5%の人(20人に1人)はその環境を不満と感じるのです。
空調のコントロールでよく目標とされるのは、PMVが±0.5の範囲。
不満と感じる人を10%以下に抑えましょうというレベルです。(これでも結構難しい目標です)
さらに実際の家庭では、家族全員が同じ着衣量ということはなく、まったく同じ代謝量ということもありませんし、好みの違いもあります。
誰もが満足する快適さをつくり出すことはとても難しいことなのです。
このサイトにもハイムのお客様から「設定温度はどうしたらいいですか?」というような問い合わせメールが来ますが、一応推奨の使い方はご説明するものの、最後に必ず「お好みに応じていろいろ試してください」と答えています。快適性は人から押し付けられるものではありません。主役はあくまで住まい手、家の性能や設備の特徴をよくご理解いただき「うまく住みこなしていただきたい」という気持ちでいます。 |
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今年、ウォームファクトリーをご採用いただき一冬経験されたハイムのお客様にアンケート調査を行った結果、総合的な満足度はなんと87.9%!とても高い評価をいただきました。
※有効回答数808件、非常に満足+まあ満足と回答いただいた
お客様の合計比率
もっと多くの方に、この暖かい暮らしを実現していただきたく、今年もあったかハイムキャンペーンが始まりました。(11/8〜)
同時にリニューアルオープンされた【あったかハイムサイト】では私も登場しますので、よろしかったら一度ご覧ください。
(先に弁明しておきますが、普段の私とは「別人」のような姿が…自分の子どもに「誰この人?」と言われそうな予感) |
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